橈骨神経麻痺(radial nerve palsy)

橈骨神経麻痺

橈骨神経麻痺とは橈骨神経が傷害されることで、手関節が上がらなくなったり、指を伸ばすことが出来なくなってしまいます。 また、傷害する位置によっては知覚障害も伴い、日常生活に支障をきたします。 原因としては骨折や圧迫・挫傷が主で、腕枕などでも生じることから土曜の夜の麻痺(Saturday Night Palsy)などと呼ばれることもあります。
橈骨神経本幹が上腕の中央で傷害されると下垂手となり、手首や指の付け根(MP関節)を伸ばせなくなり、手の甲から前腕の橈側にかけての感覚障害 が現れます。 また、運動枝である後骨間神経のみが麻痺すると、下垂指と呼ばれ、感覚障害はありませんが、指の付け根を伸ばせなくなります。 後骨間神経麻痺は、下垂手と感覚障害の有無で判断されます。橈骨神経麻痺

症状

下垂手(drop hand):手首や指の付け根(MP関節)を伸ばせなくなり、手の甲から前腕の橈側にかけての感覚障害が現れます。肘より手前で損傷をう けた場合は下垂手となり、肘よりも先で損傷を受けた場合は、橈骨神経の深枝・浅枝分岐部の先か手前かで症状が異なります。

下垂指(drop fingers):下垂指は後骨間神経麻痺や頚部脊髄症、頚部神経根症などで現れる症状です。感覚障害はありませんが、指の付け根を伸ばせ なくなるので、手の細かい動作ができず、日常生活に大きな影響を及ぼします。後骨間神経麻痺(橈骨神経深枝の麻痺)では指伸筋・長母指伸筋が麻 痺になりますが、手関節の伸展は可能で痺れや感覚障害がありません。なので感覚障害などがある場合は頚部神経根症も考えなくてはなりません。

治療

局所の安静・低周波・消炎剤やビタミンB12・ステロイドなどの薬物療法・固定具の使用
腫瘤の摘出・神経剥離・神経縫合・神経移植などの手術療法

鍼灸治療

はりふく治療院の治療は、病院に通院しながらでも安心して受けていただくことができます。
鍼灸治療と低周波治療を行っていくことで、関節の拘縮や筋肉の萎縮・短縮の予防、神経再生の促進などの効果を期待でき、
麻痺した筋肉ごとに適切なリハビリも合わせて行っていくので、回復過程の促進と状態管理に適しています。
神経麻痺の回復過程で、いかに状態を良好に保つかが重要になってくるので早めの治療をお勧めします。